【この世界の片隅に】聖地巡礼②相生橋|原爆ドーム|平和記念公園レストハウスを訪問してみた 

映画「この世界の片隅に」(2016年11月公開)や「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」(2019年12月公開) をご覧になったことはありますでしょうか。この映画の舞台は昭和初期の広島県。広島市で生まれ育った主人公浦野すずが、当時日本海軍の一大拠点だった呉市に暮らす海軍勤務の北條周作のもとに嫁いで、普通の暮らしをしていた中、徐々に戦争に巻き込まれていくリアルな様子を描いた長編アニメーション作品です。私は両方見ましたが、とても好きなアニメ映画の一つです。その映画の中で当時の建物や風景の描写がかなり忠実に描かれております。現存しているものもあり、「聖地巡礼」としてそこを訪れる人も多い様です。
今回は聖地巡礼①の呉の「三ツ蔵」に続く第二弾ということで、広島市内の有名な観光スポットでもあります、「相生橋」、原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)、平和記念公園レストハウス(大正屋呉服店)を訪問してきましたので、写真と共にお届けしたいと思います。
3ケ所とも隣接してますので一気に訪問出来ますので是非訪れてみてください。

【この世界の片隅に】聖地巡礼①三ツ蔵の記事はこちら↓

相生橋

映画の中ですずと周作が最初に出会うのが「相生橋」です。人さらい?の「バケモノ」のかごの中で出会った場所です。この相生橋はT字の橋で、原爆投下時の目標とされた橋でも有名です。
今も橋の上には路面電車が走っております。

下の写真は、T字の橋のない、反対側からの相生橋の写真です。

下の写真は、相生橋の説明が記されている碑です。原爆投下の標的となったことも記載されております。

相生橋の本橋からT字橋を見た写真です。

原爆ドーム側の岸からの「相生橋」の銘板です。

原爆ドームの対岸側の橋の銘板です。「あいおいばし」とひらがなで書かれております。「あいしょうばし」ではありませんのでお間違えのない様に!(笑)

上の写真の反対側(横断歩道を渡った側)の橋の銘板の写真です。こちらは漢字で書かれてました。

T字橋から本橋側に向かって撮った銘板です。このT字橋も「相生橋」です。T字を成す全てが「相生橋」なのです!この点だけでも全国的にも珍しい橋ですよね。

T字橋側から見た本橋です。映画のカットはこちら側から見た構図だったのかもしれませんね。

相生橋 アクセス

電車:・広島駅から徒歩約31分(2.5㎞)
   ・広島駅駅(広島電鉄2号線/6号線、広島駅から徒歩約2分110m)⇒原爆ドーム前駅(15分)
    ⇒徒歩約2分(140m)

車に関するアクセスは、ご紹介する3拠点共通とさせて頂きます。

:広島高速2号線東雲ICを降りて約11分(5.8㎞)

駐車場:最寄りは広島県庁第2駐車場です。営業時間や料金は以下の通りです。
【平日】
 昼間(8時00分~18時00分)100円/10分
 夜間(18時00分~8時00分)100円/1時間 ※夜間最大料金800円
 ※県庁に用務がある方は,無料でご利用いただけます。(平日8時00分~18時00分) 
【休日】
 昼間(8時00分~22時00分)150円/30分
 夜間(22時00分~8時00分)100円/1時間 ※夜間最大料金800円
 ※上記営業時間、料金は2022年1月30日現在のものです。念のため事前にご確認ください。

原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)

映画の中で、すずがスケッチをするシーンがありますが、その中の1シーンで旧広島産業奨励館、現原爆ドームを描いてます。原爆ドームは1915年に広島市内の物産品を展示、販売する施設として建てられたが、その時の名称は「広島物産陳列館」。その後「広島県商品陳列所」、1933年に「広島産業奨励館」という名称になりました。当時としてはとてもモダンな建物だったと思います。
原爆投下時、ほぼ真上の上空約600mで炸裂したので、爆風が上から下だった為完全なる倒壊を免れた様です。1996年に世界文化遺産に登録され、平和を願う象徴的な建物として大切に保存されております。

下の写真が、映画の中ですずがスケッチをするシーンとのほぼ同じ画角でのものとなります。

原爆ドーム(旧広島県産業奨励館) アクセス

電車:・広島駅から徒歩約29分(2.3㎞)
   ・広島駅駅(広島電鉄2号線/6号線、広島駅から徒歩約2分110m)⇒原爆ドーム前駅(15分)
    ⇒徒歩約1分(49m)

平和記念公園レストハウス(大正屋呉服店)

映画の割と冒頭に出てくる、浦野すずがのりを届ける途中で道に迷った際に、服のショーウィンドウの前で立ち止まっているシーンがあります。そこが大正屋呉服店です。その大正屋は、現在は平和記念公園のレストハウスとなっております。
大正屋(1929年新築移転開業、1943年閉鎖)⇒燃料会館(原爆で地下室以外全焼)⇒平和記念公園レストハウス(1982年~、2020年7月改修工事後オープン)という遍歴です。

映画での遠巻きのカットは下の写真のこのあたりからのものだと思います。

私が訪れた2022年1月30日は、新型コロナウィルス第六波で、まん延防止等重点措置発令中の為、残念ながら一時的に閉鎖になっており、中に入ることは出来ませんでした。

電車:・広島駅から徒歩32分(2.5㎞)
   ・広島駅駅(広島電鉄2号線/6号線、広島駅から徒歩約2分110m)⇒原爆ドーム前駅(15分)
    ⇒徒歩約4分(350m)

まとめ

今回は映画「この世界の片隅に」(2016年11月公開)と「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」(2019年12月公開)の聖地巡礼①に続く第二弾ということで、広島市内の有名な観光スポットでもあります「相生橋」、原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)、平和記念公園レストハウス(大正屋呉服店)を訪問した様子を写真と共にお届けいたしましたがいかがだったでしょうか。
3ケ所とも隣接しており、一気に訪問出来ますので、映画を見た方も見てない方も是非一度訪れてみてください。訪問した後にまた映画を見ると、また一層この映画が好きになりますよ!

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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