11/25同時日本一!プロ野球ソフトバンク、J1川崎フロンターレ

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2020年11月25日(水)プロ野球の日本シリーズでソフトバンクが4連勝のストレート勝で日本一に輝きました。また同日、J1リーグでは川崎フロンターレが史上最速優勝し日本一に輝きました。ソフトバンク、川崎フロンターレ共に圧倒的な強さでの勝利でした。新型コロナウィルスの影響で非常に大変な状況を乗り越え優勝した両チーム。簡単にその強さを振り返りましょう。

リーグ戦 やっぱり今年も強かったソフトバンク

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パリーグで圧倒的強さを見せ優勝したソフトバンク。新型コロナウィルスの影響で開幕が遅れ、試合数も120試合と減った苦しいシーズンでしたが、73勝42敗5分の勝率.635で、2位ロッテに14ゲーム差を付けての圧倒的強さでの優勝でした。

その強さの原動力は、やはり強力な投手陣でしょう。チーム防御率が2.92とセ・パ12球団で唯一の2点台でした。千賀投手と石川投手が共に11勝で最多勝で、千賀投手は最優秀防御率、最多奪三振も受賞し3冠、石川投手は勝率1位も受賞の2冠という素晴らしい結果を残しました。さらに最優秀中継ぎ投手賞を40ホールドのL.モイネロ投手が受賞しましたので、盤石の投手陣を象徴しております。

打つ方では、146安打で最多安打者賞を受賞した柳田選手、50盗塁で最多盗塁者賞を受賞した周東選手が突出した成績を残しましたが、チーム打率は楽天の.258に次ぐ2位タイの.249と完全に圧倒した訳ではありませんでした。

しかし、チームの得点は楽天の557に次ぐ二位の531、本塁打数は一位の126、失点は圧倒的少なく一位の389ということで、やはり投打のバランスがとても良いことが分かります。10月の12連勝がその強さを象徴しておりました。

来シーズンもパリーグ優勝候補筆頭なのは間違いないですね。

ソフトバンク 日本シリーズは2年連続ストレート勝ち!

日本シリーズは昨年、今年と2年連続でセリーグの覇者、巨人との対戦となりました。結果として、2年連続で4勝0敗でソフトバンクが圧倒的な強さを見せ、地元福岡で日本一に輝きました。2年連続4連勝のストレート勝ちは史上初です。ソフトバンクの日本一は4年連続で、日本シリーズ12連勝も記録し、これは歴代最多です。

また、今回の日本シリーズのMVPは14打数7安打、打率5割の栗原選手が選ばれました。

完全にセリーグとの力の差を見せつけられましたね。巨人は4試合で4点しか得点出来ず、ソフトバンク投手陣に完全に抑え込まれました。特に巨人の4番岡本選手は13打数1安打、打率.077と全く打てませんでした。初戦の巨人先発、菅野投手で負けて勢いを失ってしまった点も大きかったと思います。

新型コロナウィルスの影響で苦しいシーズンとなった2020年。来年はセリーグの意地を是非見せて欲しいと思います。

圧倒的な強さだった川崎フロンターレ

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一方、J1リーグでは川崎フロンターレが圧倒的強さで2年振り3回目のリーグ優勝を果たしました。11月25日の2位ガンバ大阪戦で5対0で勝利し優勝を決めました。残り試合を4試合残しての優勝は過去最速記録になります。それまでは名古屋グランパスが3試合残してで最速でした。

また、勝ち点ではシーズン途中で「75」を記録し歴代最多となりました。34試合制となった2005年以降、2015年のサンフレッチェ広島、2016年の浦和レッズが記録した年間の最多勝ち点「74」を、4試合残した時点ですでに上回っております。勝ち数24も歴代最多です。

この強さは、強力な攻撃陣と硬い守備陣の両輪が非常にうまく回っているところから来ております。得点は30試合消化した時点で「79」と、2位横浜F・マリノスの「68」を大きく上回り1位、失点は「25」で、2位名古屋グランパスの「28」を上回り、こちらも1位という結果がその強さを表しております。

特に攻撃陣は、30試合消化した時点でFWの小林悠選手がチーム最多の13得点をあげたのをはじめ、レアンドロ・ダミアン選手とルーキーの三笘薫選手が共に12得点で続くなど、どこからでも点が取れる強力なメンバーが揃っております。また、前線の選手も守備の意識が高く、高い位置でボールを奪い、素早く攻撃して得点を重ねるシーンが多くありました。

この盤石なフロンターレ、来季も優勝候補筆頭であることは間違いありません。

川崎フロンターレ精神的支柱 中村 憲剛の引退

首位独走を続ける中、フロンターレ一筋で18年プレーしてきた「精神的支柱」の中村憲剛選手が引退を発表しました。

左ひざの大けがから今シーズン後半に復帰を果たし、40歳の誕生日である10月31日のFC東京戦では決勝ゴールを決めましたが、シーズン全般では殆ど試合に出れていませんでしたので、試合では殆ど貢献出来ていませんでした。

中村選手不在の中でのチームの快進撃は、中村選手が引退を決めた大きな理由のひとつだったと思います。中村選手は11月25日の会見で「みんなが強いフロンターレを作ってくれた。心おきなく先に進みたい」と述べたことがそれを表しております。

チームの優勝で引退の花道を飾ることが出来た中村選手は、とても幸せなサッカー選手だと思います。人を引き付ける魅力のある中村選手、今後は指導者として是非頑張って欲しいですね。

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まとめ

同じ日にプロ野球とJリーグが日本一を決めることは初めてです。これも新型コロナウィルスの影響でプロ野球の開催期間が後ろにずれ込んだ為で、もう2度とないかもしれない珍しいことでした。

プロ野球もJリーグも圧倒的強さを誇ったチームが頂点に立ちました。新型コロナウィルスの猛威下での苦しいシーズンだったこともあり、多くの人の記憶に残るのではないでしょうか。

但し、この2チームの日本一がまた続くようだとプロ野球もJリーグもおもしろくありませんので、来季は是非ほかのチームに頑張って頂きたいと思います。特に我が中日ドラゴンズと名古屋グランパスには頑張ってもらいたいですね!

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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