2020年12月7日に開催されましたプロ野球12球団合同トライアウトに、元プロ野球選手で「特異なキャラクター」の新庄剛志さん(48)が参加し注目されました。その結果と、採用すべき球団を勝手に想像してみました。
新庄剛志トライアウトのシートバッティング結果
新庄さんのシートバッティングの成績は次の通りです。
- 第一打席 セカンドゴロ
- 第二打席 四球
- 第三打席 セカンドゴロ
- 第四打席 レフト前タイムリーヒット
第一打席もいい打球でしたが、少し詰まりセカンド正面で惜しい当たりでした。そしてなんといっても見せ場は第四打席ですが、ランナーを1、2塁に置いた状態で、チェンジアップを捉えレフト前にタイムリーヒットを放っております。さすが持っている男です。
冷静に考えて野球界から10年以上離れ、しかも年齢が48歳で、最近までプロ野球球団に所属し現役でやってきた投手の球に対し、三振を1回もしないというのはすごいことだと思います。1年かけてかなり練習をしてきた証拠だと思いますし、もともとある身体能力の高さを証明したとも言えるでしょう。
守備ではどうだったのか
野球はバッティングだけでなく守備も重要な要素です。今回新庄さんは三塁の守備につき、サードゴロを無難に捕球し、ファーストへ投げてアウトにしましたが、その送球がかなり速く、ファーストも少しビビり気味でした。打球を捕球するところは、実戦を重ねるとボロが出るかもしれませんが、もともと肩が強く、ストレート147km/hとか投げてましたので、送球に関しては、現役選手に負けないかもしれませんね。
新庄剛志に声をかける球団はあるのか?取るべき球団は?
新庄さんは「6日間待って連絡こなければ野球をやめる」と言ってますので、連絡こなければすっぱりプロ野球を諦めるでしょう。
但し、今回プロ野球トライアウトで一番注目されたのは新庄さんでした。それは、プロ野球、メジャーリーグと渡り歩いて現役を退き、48歳になって再びプロ野球選手を目指す、という漫画や映画でしかありえないことを実際にやってみようとトライする、誰もやったことがないことに挑戦する姿勢と、あの明るく特異なキャラクターがゆえの注目度でした。
こんな人は今後もほぼ現れないと思います。なので、是非どこの球団でも良いので新庄さんを採用して欲しいです。果たして声をかける球団はあるのでしょうか。私が考える取るべき球団は「中日」です。
新庄剛志を中日が取るべき理由は?
新庄さんを中日が取るべきと言うのは、自分が中日ファンだからという点もありますが、主な理由は次の通りです。
- 中日球団の人気が薄れている
- バッターでスター選手がいない
- 代打陣が最弱
- 高齢の選手のモチベーションが上がる
まず、第一に中日球団自体の人気が薄れています。松坂大輔投手が所属していた時は入場者数もグッズの売り上げも伸びましたが、退団以降低迷しております。最近の契約更改でも渋い評価を連発し、野球界全体でマイナスのイメージがさらに植え付けられてしまいました。この落ちた人気を回復するのは、新庄さんを取るしかありません。
第二に、バッターでスター選手がいません。二年連続最多安打の大島選手がいますが、スター性という点では地味なキャラクターなので低いです。新庄さんが入ったら確実に中日の注目の顔になるのは間違いありません。
第三に中日は代打陣が最弱なので、右の代打として活躍する可能性があります。若手の石垣選手などを使うのもありですが、ここという場面では、持っている男、新庄さんに期待したいですね。
そして最後、第四に48歳新庄さんが入団することにより、投手最高齢の山井投手や、入団が噂される打者最高齢の福留選手の刺激になることは間違いありません。新庄さんに負けてられない、と必死で頑張るでしょう。そんな相乗効果も期待できます。
どんな形で採用すればよいか、それは「育成契約」
もし中日が採用するとすれば「育成契約」でしょう。トライアウトの一場面だけでは、本当に使えるかどうかの判断は難しいと思います。そこで育成契約で契約し、キャンプ、オープン戦で使えるかどうか見極め、使えそうであれば選手契約をすればよいと思います。そうすれば、中日球団も年俸300~400万円位で育成契約し、出ていくお金を抑えられますし、グッズ等副次効果で一瞬でペイ出来てしまいます。
是非、中日には新庄さんを「育成契約」で契約して欲しいですね。
まとめ
2020年12月7日に開催されましたプロ野球12球団合同トライアウトに、新庄剛志さん(48)が参加し注目されました。トライアウトでは、「まだやれるんじゃないの?」という良い動き、結果を残しました。あとはどこかの球団が新庄さんを採用するかどうかが注目です。この1~2週間で結果が出ると思います。是非中日が「育成契約」で新庄さんを採用して欲しいと切に願います。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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