中日ドラゴンズ2021年開幕オーダーから見える期待感|過去5年の開幕オーダーとの比較

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2021年3月26日プロ野球が開幕しました。中日ドラゴンズは敵地、マツダスタジアムで広島と対戦し逆転勝利を収めました。幸先良いスタートが切れました。
その開幕オーダーから見える今シーズンの期待感と過去5年の開幕オーダーとの比較をお伝え致したいと思います。
また、2021年開幕1軍メンバー入りの若手選手達がさらにその期待感を高めてくれます。そんな若手選手たちもご紹介したいと思います。

2021年中日ドラゴンズ開幕オーダー

2021年中日ドラゴンズの開幕オーダーは次の通りでした。

1番(中)大島
2番(二)阿部
3番(三)高橋(周)
4番(一)ビシエド
5番(右)平田
6番(遊)京田
7番(捕)木下(拓)
8番(左)根尾
9番(投)福谷

何と言ってもスタメンに「根尾」選手が起用されたことが、「今までと違うな」と思わせるところです。練習試合やオープン戦でもそれなりの成績を残してこの座をつかみとりました。開幕戦でもヒットを打ちましたし、シーズン通して出続けて欲しいです。

大島選手、ビシエド選手、高橋選手、阿部選手、木下選手は打つ方では結果を残してくれると思いますが、平田選手、京田選手が心配です。もし結果が残せなければ、平田選手の代わりに岡林選手、滝野選手、京田選手の代わりに根尾選手を起用してチームを活性化して欲しいと思います。

また、開幕投手の福谷投手は開幕戦5回4失点と良い結果は残せませんでしたが、クレバーな選手だけに調整して年間通して活躍してくれると思います。

開幕戦の広島戦はビシエド選手の本塁打などもあり、逆転勝利を収めました。幸先の良いスタートを切れましたので、スタートダッシュで白星を積み重ね優勝に向け突き進んでいって欲しいです。

2021年開幕1軍に若手を多く入れた

2021年開幕1軍で目を見張るのは、若手を多く入れたことです。25歳以下の野手が5人、特に20歳前後の選手を4人入れたことは特徴的です。

その若手選手達は次の5名です。(年齢は2021年3月28日現在)

根尾昂(20):内・外野手(2018年ドラフト1位、最速150㎞/h、遠投115m、50m6秒0、
             高校通算32本塁打)

高松渡(21):内・外野手(2017年ドラフト3位、50m5秒8、高校通算11本塁打中9本がランニング
             ホームラン)

岡林勇希(19):外野手(2019年ドラフト5位、最速153㎞/h、遠投120m、50m5秒8、
            高校通算21本塁打)

滝野要(24):外野手(2018年ドラフト6位、50m5秒9)

石橋康太(20):捕手(2018年ドラフト4位、遠投115m、高校通算57本塁打)

2021年シーズンの中日ドラゴンズの期待感

2021年シーズンの中日ドラゴンズの期待感は非常に高いです。

上記の通り、期待の若手が開幕1軍のメンバー入りしたことが大きいです。特に昨年は盗塁数がセリーグ5位、12球団中11位の33と非常に少なかったのですが、そこを解消すべく、高松選手や滝野選手、岡林選手などを開幕1軍オーダー入りし、早速開幕戦で高松選手、滝野選手がそれぞれ盗塁1を記録しました。地元バンテリンドームナゴヤでも走りまくって欲しいです。

しかしながら、昨年のもう一つの課題、本塁打の少なさの解決策が開幕1軍オーダーには見れません。昨年のチーム本塁打数70は12球団で断トツの最下位です。巨人の135本の約半分です・・・。

ここは、現在は2軍ですが、石垣選手や石川昂弥選手らを1軍に上げて積極的に使って解消できると思います。是非早めに起用して欲しいです。また、帰ってきた43歳ベテラン福留選手の代打本塁打も期待したいです。

また、ピッチャーでは入団後ケガにも悩まされ伸び悩んでいた小笠原投手が調子良さそうですし、今は2軍ですが、若手の梅津投手や清水投手も早々に1軍に上がり活躍してくれると思います。

中継ぎ陣はR・マルチネスが出遅れていることの不安はありますが、その他の祖父江投手、投手、又吉投手、谷元投手、鈴木博投手らはやってくれそうなのでそんなに心配してません。ただ、木下投手がケガで離脱したことは非常に残念です・・・。

総じて、投手陣はそれなりに期待できますし、野手陣も盗塁数、本塁打数も昨年の数字よりは良い成績を残せる可能性が高いので「優勝」への期待感は益々高まります!

中日ドラゴンズ過去5年間の開幕オーダーと最終順位・戦績・監督

中日ドラゴンズ過去5年間の開幕オーダーと最終順位・戦績・監督をご紹介いたします。
これを見ると2020年はコロナウィルスの影響で開幕が6月19日と遅れ、120試合しか行われず、練習もままならない状況下でよく頑張ったな、と思います。

2020年はセリーグ3位と躍進しましたが、それ以前は5位、6位と低迷しておりました。
過去5年の開幕オーダーと2021年の開幕オーダーを比較すると、やはり入団3年目の若手「根尾」選手を起用した2021年は特徴的であることが分かります。

ルーキーながら開幕スタメンに京田選手が起用された2017年もインパクトがありました。京田選手はそのシーズン新人賞を取りましたが、打撃成績は2017年シーズンがキャリアハイでその後低迷しております。

それ以外のシーズンは外国人選手以外インパクトの少ないメンバー構成でした。そういう面でも就任3年目の与田監督の意気込みが伝わる2021年開幕オーダーだったと思います。

2020年

1番(中)大島
2番(右)平田
3番(左)アルモンテ
4番(一)ビシエド
5番(三)高橋(周)
6番(二)阿部
7番(遊)京田
8番(捕)加藤
9番(投)大野

順位:セリーグ3位
成績:60勝55敗5分 勝率.522(試合数120)
監督:与田剛

2019年

1番(右)平田
2番(中)大島
3番(左)アルモンテ
4番(一)ビシエド
5番(遊)堂上
6番(三)高橋(周)
7番(二)阿部
8番(捕)加藤
9番(投)笠原

順位:セリーグ5位
成績:68勝73敗2分 勝率.482
監督:与田剛

2018年

1番(中)大島
2番(遊)京田
3番(左)アルモンテ
4番(一)ビシエド
5番(三)福田
6番(二)高橋(周)
7番(右)平田
8番(捕)松井(雅)
9番(投)小笠原

順位:セリーグ5位
成績:63勝78敗2分 勝率.447
監督:森繁和

2017年

1番(中)大島
2番(二)荒木
3番(三)ゲレーロ
4番(一)ビシエド
5番(右)平田
6番(左)遠藤
7番(遊)京田
8番(捕)杉山
9番(投)大野

順位:セリーグ5位
成績:59勝79敗5分 勝率.428
監督:森繁和

2016年

1番(中)大島
2番(二)荒木
3番(遊)遠藤
4番(一)ビシエド
5番(右)平田
6番(左)藤井
7番(三)高橋(周)
8番(捕)桂
9番(投)大野

順位:セリーグ6位
成績:58勝82敗3分 勝率.414
監督:谷繁元信

まとめ

2021年開幕オーダーから見える今シーズンの期待感と過去5年の開幕オーダーとの比較をお伝え致しました。また、さらに期待感を高めてくれる2021年開幕1軍メンバー入りの若手選手達もご紹介いたしました。

2021年シーズンは若手を多く起用し、スピード感あふれる試合をしてくれる期待感があります。それらの若手選手が益々成長して、かつての落合政権時代の強い中日ドラゴンズ黄金期を再度築き上げて欲しいと思います。

2021年のシーズンは本当に楽しみですね。まだまだコロナ禍ですが、負けずにみんなで応援しましょう!

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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