騒音測定無料iphoneアプリのおすすめ|Sound Level Analyzer Lite

スマホ

「この音、うるさいなぁ!」と思うことってたまにありますよね。そんな時、その音がどれくらいのレベルの音なのか知りたくなることありませんか。そんな時、iPhoneのアプリを使って騒音を測定することができます。しかも無料です。そのアプリ「Sound Level Analyzer Lite」をご紹介させて頂きます。

「Sound Level Analyzer Lite」とはどんなアプリ?

「Sound Level Analyzer Lite」は、様々な環境騒音やライブイベントなどのサウンドレベルを簡単に測ることができる騒音計アプリです。toonの有料版標準アプリ「Sound Level Analyzer」をシンプル化した無料バージョンです。
iPhoneの内臓マイクを使って測定出来るので、手軽に、いつでもどこでも騒音のレベルを測定することが出来ます。
なお、このアプリは、国際音響学術誌”Applied Acoustics”の研究論文で、 スマートフォン用騒音計アプリとして最高評価を受けているそうです。信頼できるアプリですね。

また、「Sound Level Analyzer」の最上位アプリ「Sound Level Analyzer PRO」は、サウンドレベル計測機能に加えて、さらに強力なサウンド解析および騒音解析機能を備えているそうなので、興味のある方はダウンロードしてみてください。

簡単な操作方法

「Sound Level Analyzer Lite」アプリのアイコンをクリックすると、次の画面が現れます。iPhoneのマイクへのアクセスを求めるポップアップ画面の「OK」をクリックします。「許可しない」を選択すると騒音の測定が出来ませんので注意してください。
また、画面下に広告が出ますが、無料ソフトなのでこれは仕方ないです・・・。

一般的なサウンドレベル測定(騒音計)を行う方法を説明します。単に騒音がどれくらいなのかの目安を測定するのであれば、設定は最初のままでOKです。そして⑦のプレイボタンをタップすると測定が開始されます。もう一度⑦のボタンをタップすと止まります。測定は20秒間行われます。
この際、周波数補正、時間補正、レベル補正などの測定パラメータを適切に施すことで、最適なレベル測定をすることができますので細かい調整をされたい方は調整してみてください。

次に画面の説明をします。
各表示、ボタンの内容は次の通りとなります。

①Leq :等価騒音レベル (dB) - サウンドレベル(騒音レベル)の瞬間値 
②min:最小騒音レベル (dB) - 測定時間内での最小値
③avg:時間平均騒音レベル (dB) - 時間移動平均値
④max:最大騒音レベル (dB) - 測定時間内での最大値

※サウンドレベルの短時間変動グラフも同時に表示します。このグラフは過去20秒分のサウンドレベル変動の表示になります。

⑤周波数重み補正:Frequency weighting
入力信号の周波数帯域を制限する重み付けのフィルタです。測定用途に応じて設定してください。基本的に騒音の目安を測定したい場合はデフォルトの「A」のままでOKです。
A:A補正 - 一般的な騒音レベル測定、聴感補正あり(デフォルト)
C:C補正 - 音楽信号など広帯域なサウンドレベル測定
Z:補正なし

⑥時間重み補正:Time weighting
サウンドレベルを算出する時定数を指定します。測定音源の種類や発生傾向にあわせて設定してください。基本的に騒音の目安を測定したい場合はデフォルトの「FAST」のままでOKです。
FAST:0.125 sec(デフォルト)
SLOW:1.0 sec

⑦プレイボタン
タップすると測定が開始され、もう一度タップすると止まります。測定スタートして20秒経つと自動で止まります。

⑧「Setting」ボタン
このボタンをタップすると、次の製品情報と機能説明画面が表示されます。

Calibration」でレベル補正が出来ます。細かい調整をされたい方は設定してください。基準レベルをオフセット範囲で1dB単位で指定できます。赤枠内をタップするとキーボード入力が可能になります。
測定画面に戻るには、「Close」ボタンをタップしてください。

騒音の大きさの例

環境騒音の測定における、騒音の大きさの目安をご紹介いたします。(単位は㏈:デシベル)

20dB:木の葉の擦れあう音 非常に静かです
30dB:深夜の郊外、ささやき声
40dB:静かな住宅街、図書館の中
50dB:通常の室内の会話
60dB:静かな自動車、普通の会話
70dB:騒々しいオフィス、デパート内の騒音
80dB:電車の中、掃除機
90dB:騒々しい工場の中、地下鉄の騒音
100dB:列車通過時の騒音、ショベル作業時の騒音
110dB:自動車のクラクション
130dB:飛行機のエンジン音
140dB:聴覚障害レベル

標準的な騒音計測の可能範囲は30~130dBAで、静かな部屋でも測定してみると計測値は30dBA程度です。どのような静かな環境でも0dBAと騒音計測されることはありません。

「Sound Level Analyzer Lite」のアプリをダウンロードしよう

「Sound Level Analyzer Lite」のiPhoneアプリのダウンロードは、まず以下の「App Storeからダウンロード」のアイコンをクリックしてください。iPhoneから操作してくださいね。

Sound Level Analyzer Lite
Sound Level Analyzer Lite
開発元:TOON,LLC
無料
posted withアプリーチ

App Storeのダウンロードページが開きますので、「入手」をクリックしてダウンロードしてください。

App Storeの検索から「騒音計 無料」で検索しても出てきますので試してみてください。

開発元のWebサイト

「Sound Level Analyzer Lite」の開発元は、toon(トオン)という会社で、主に音に関するアプリを作っている会社になります。「Sound Level Analyzer Lite」の詳しい説明は開発元のホームページに掲載されておりますのでそちらを参照してください。

開発元のWebサイトはこちら↓↓↓↓

toonの「Sound Level Analyzer Lite」解説ページ

まとめ

うるさい騒音のレベルがどれくらいなのか知りたい時、無料iPhoneのアプリの「Sound Level Analyzer Lite」が便利であることをご紹介させて頂きました。是非、ダウンロードして色々な場所で音のレベルをチェックしてみてください。結構楽しいですよ。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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