中日ドラゴンズ2020|打者成績を振返る 光る大島選手の安定感

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2020年のプロ野球は、新型コロナウィルスの影響で開幕が6月19日と大幅に遅れましたが、なんとか120試合を消化しシーズンを無事終えることが出来ました。我が中日ドラゴンズは8年振りのAクラスのセリーグ3位という成績で終わりました。優勝を目指していたので物足りないと言えば物足りないですが、よくやったと言っていいと思います。そんな2020年シーズンの中日ドラゴンズの打撃成績を振り返ってみました。気が早いですが来年の開幕オーダーも予想してみました。まずは今シーズンの成績から見てみましょう。

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2020年シーズンのチーム打撃成績

中日ドラゴンズの2020年シーズンのチーム打撃成績を見てみましょう。2019年との比較を、また、新型コロナウィルスの影響で2020年は120試合、2019年は143試合と試合数に差が出ておりますので1試合平均を交えて見てみましょう。

打率本塁打打点盗塁出塁率
2019.2639054563.317
1試合平均0.623.810.44
2020.2527242135.316
1試合平均0.63.510.29

打率は2020年は2019年と比較して1分1厘落ちています。盗塁も1試合平均で0.15差で落ちています。この2つが大きいです。ここを少なくとも2019年シーズン並みに戻せれば優勝に近づくと思います。

結局2020年に3位のAクラスフィニッシュ出来たのは、投手陣のおかげと言って良いと思います。打撃陣はこの借りを来シーズン返さなけばいけませんね。

2020年首位巨人との打撃成績比較

2021年に優勝するには、まずは巨人を叩かないといけません。その巨人との2020年の打撃成績の比較をしてみましょう。

チーム打率本塁打打点盗塁出塁率
巨人.25513550780.328
中日.2527242135.316
中日との差.003638645.012

打率はほぼ互角です。それ以外は大きく差を付けられております。本塁打はダブルスコアに近い位の差を付けられておりますし、打点もビシエド一人分以上の差があります。そして以外?にも盗塁がダブルスコア以上の差を付けられております。巨人は走るイメージそんなになかったですが、近年は盗塁増やしております。

これを見ると課題が明白です。小学生でも解ります。中日は本塁打と盗塁を増やせば良いのです。本塁打が増えれば打点も自然と増えます。

結局、本塁打の打てる日本人打者を起用することと、新外国人は長距離バッターを獲得することが必要です。それと盗塁は若手で足が速い選手はいますので、積極採用と、代走起用で盗塁を稼ぎましょう!

2020年主な野手の成績

2020年の主な野手の成績を見てみましょう。アルモンテは来期いないので敢えて外しております。打順は、今季6番、7番が非常に流動的でしたが、ケガがなければ主力だったはずの福田選手と平田選手を入れております。

打順選手名守備打率打数安打本塁打打点盗塁出塁率
1大島 洋平.31646214613016.382
2京田 陽太.2474421095298.298
3阿部 寿樹.25742110813612.306
4ビシエド.26740910917823.329
5高橋 周平.3053941207461.368
6福田 永将.246195485240.315
7平田 良介.235166393170.337
8木下 拓哉.267251676320.303

各選手の成績を個人別に振り返ってみましょう。

1番の大島選手は2年連続最多安打を記録しました。さすがとしか言いようがありません。打点が低い点がよく指摘されますが、出塁率が高いので役割は十分果たしていると思います。盗塁はチーム一の16でしたが、20以上は欲しかったですね。

2番の京田選手、ここが一番ネックですね・・・。出塁率も唯一3割に届いておりません。.270位の打率は残して欲しいですね。昨年の打率.249から落ちています。ルーキーイヤーの打率.264をいまだ超えれてません。ここは激しく競争させないといけないポジションだと思います。

3番の阿部選手も今年はイマイチでした。昨年打率.291でレギュラーとして活躍し、今年期待されましたが、期待に応えきれませんでした。しかし、本塁打は7本から13本、打点は59から61と、今年試合数が少なかったにも関わらず昨年を上回っております。併殺王と言われてますが、悪いなりに頑張っていますよ。

4番のビシエド選手も今年はイマイチでした。さらにシーズン後半でケガをしてしまったことが非常に残念でした。ケガをするまでは打点王を争っていましたからね。昨年の打率.315からは大きく下がりましたが、ケガをしなければ、昨年の打点93を超えていた可能性がありましたので、そこはさすがの4番といったところです。

5番の高橋選手はかなり頑張りました。初の打率三割超えの成績を残しました。本塁打は昨年と同じ7本、打点は昨年の59と同じペース位の46というこの2点をもっと伸ばして欲しいところです。しかし、キャプテンとしてチームを引っ張っているので頼れる不動の存在になってきました。

6番にした福田選手はやはり今年もケガで離脱していることが多く、成績もパッとしませんでした。年齢も32歳なので、ここからの伸びしろはあまり期待できないと思います。

7番にした平田選手も福田選手同様、相変わらずケガが多く、2011年以降で一番打数が少ないシーズンでした。平田選手も32歳なので伸びしろという点ではあまり期待できないと思います。

8番の木下選手、今シーズンは良かったですね!ついに中日でレギュラー捕手が決まったと言えるシーズンでした。打てる捕手として特に後半活躍しました。また、盗塁阻止率は12球団最高の.455で断トツ1位でした。ソフトバンクの甲斐捕手が凄そうなイメージありますが.328です。今シーズンは88試合しか出場してませんので来シーズンはフル出場する勢いで頑張って欲しいですね。

今年はレフトとライトが流動的で打順では特に6番、7番が流動的でした。来シーズンはここはテコ入れの必要がありますね。

2021年シーズンの期待のオーダーは?

今までの振り返りも踏まえ、来シーズンの2021年のオーダーを考えてみましょう。期待も込めて開幕オーダーを決めてみました。

打順選手名守備
大島 洋平
2岡林 勇希
3高橋 周平
4ビシエド
5新外国人
6阿部 寿樹
7根尾 昂
8木下 拓哉
9大野 雄大

1番の大島選手は不動です。ここは文句なしです。3年連続最多安打を狙って欲しいです。

2番は2年目となる岡林選手を入れました。今年はウエスタンリーグで64試合に出場し、打率.285を記録しております。盗塁は4と少ないですが、50m5秒8の俊足を生かして盗塁も量産して欲しいです。身体能力の高い選手なのでシーズン通して是非使って欲しいです。

3番は高橋選手です。5番でもよいと思いますが、1~3番でまず1点を取って欲しいので敢えて3番にしました。キャプテンのスタメンは誰も文句なしだと思います。

4番はビシエド選手です。ここも不動です。今年より良い成績を是非残して欲しいです。3割、30本、100打点を期待したいです。

5番はレフトを守れる新外国人にしました。まだどんな選手かも分かりませんので妄想でしかありませんが、打率は.280位で本塁打25本、打点80位の成績を残してくれる選手を取って欲しいです。こんな外国人選手が入ったら、本当に優勝も見えてくると思います。

6番は阿部選手です。今年は併殺打も多く、打撃成績イマイチでしたが、なんだかんだで打点を稼いでくれるのでさらに発奮して、今年以上の打撃成績を期待します。

7番はショートで根尾選手を入れました!これは京田選手へ危機感を与える為にも是非そうして欲しいです。当然、春のキャンプ、オープン戦でしっかり成績を残す必要がありますが、京田選手と競ってレギュラーをつかんで欲しいです。3年目の根尾選手の覚醒に期待しましょう!

8番は木下選手ですね。ここは1年間通して使ってもらいたいです。打撃成績によっては打順も6番や7番に上がるかもしれませんね。疲れが見えた時は若手の郡司選手や石橋選手を使って欲しいですね。

9番はもう大野投手しかありません。打つ方でも今シーズンは打率.104、打点4とそれなりに打ってます。来シーズンも大車輪の活躍で3年連続最優秀防御率と初の最多勝を狙って欲しいです。

まとめ

写真は2010年の優勝シーン

2020年のプロ野球シーズンで、我が中日ドラゴンズは8年振りのAクラスのセリーグ3位という成績で終わりました。来季は優勝しかありません!与田監督の契約最終年でもありますので、監督も気合が入っていると思います。

是非良い新外国人バッターと日本人の頼れる代打の獲得をしてほしいと切に願います。そうすれば、宿敵巨人も倒してセリーグ制覇も夢ではないと思います。

また、来季は春のキャンプでは、あの「ミスタードラゴンズ」立浪さんが臨時コーチをするそうです。是非期待の若手を育て上げ、チームのボトムアップをして頂きたいと思います。

2021年優勝するのは、我が中日ドラゴンズです!!

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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