名古屋の白鳥庭園|2020年紅葉ライトアップのおすすめスポット!

秋も深まり、紅葉のシーズンとなってきました。今年もどこかへ紅葉を見に行こうと思い、ライトアップされているところを探していました。しかし、2020年は新型コロナウィルスの影響で、紅葉のライトアップも結構中止となっており、ライトアップを実施しているところは少なくなかなかみつかりませんでした。そんな中、白鳥庭園は紅葉ライトアップを行っていることを知り、早速行ってみることにしました。行ってみると結構見ごたえがあり、入園料も安くお得な観光スポットでした。そんな紅葉ライトアップおすすめスポット「白鳥庭園」をご紹介いたします。

白鳥庭園とは?

白鳥庭園は平成元年に愛知県名古屋市で開催されたデザイン博の白鳥会場の一部としてに作られた日本庭園で、デザイン博閉幕後、2年間の整備を行い、平成3年(1991年)に「白鳥庭園」としてオープンしました。

白鳥庭園は池泉回遊式庭園で、中部地方の地形をモチーフにして作られております。「御嶽山」からの川の流れを「木曽川」、流れの水が注ぎ込む池を「伊勢湾」に見立て、源流から海までの「水の物語」をテーマにした市内随一の規模を誇る日本庭園です。季節に合わせイベントが開催されますが、2020年は新型コロナウィルスの影響で大部分の開催が中止となっております。

落ち着いた雰囲気の日本庭園で、行ってみると心が落ち着きます。紅葉シーズンでライトアップされることでも有名です。2020年は新型コロナウィルスの影響でライトアップが中止になるのではないか、と心配されましたが、無事開催されました。

北門横に設置されている案内図

紅葉の見ごろは?

白鳥庭園の紅葉の見ごろは、11月下旬から12月中旬頃です。私が訪問したのは2020年11月22日(日)でしたが、まだ少し紅葉しきってない感じでした。今回掲載する写真を参考にしていただければと思います。2020年は12月4日(金)~6日(日)がおすすめですね。

2020年のライトアップ実施日は次の通りです。

11月20日(金)・21日(土)・22日(日)・23日(月・祝)・27日(金)・28日(土)・29日(日)・12月4日(金)・5日(土)・6日(日)・11日(金)・12日(土)・13日(日)

ライトアップ前の園内写真

ライトアップ前の園内の写真をいくつかご紹介させて頂きます。

まず、この写真は清羽亭横の木々の「雪吊り」の様子です。木々の枝を雪から守る「雪吊り」ですが、非常に手が込んでいて奇麗ですよね。最近はほとんど雪が降らないので実務面で必要かどうかは微妙ですが、素敵な「風物詩」だと思います。

池には多くの鯉が泳いでおります。鯉の餌も販売しており、ひとつ50円でした。小さいお子様がいらっしゃる方は、子供が喜びますので是非餌やりしてみてください。

こんな花のオブジェもありました。

中の池の様子です。

こんな「ザ・日本庭園」的なものもあります。

ライトアップ時の園内写真

次はライトアップ時の写真をご紹介させて頂きます。かなり大がかりなライトアップがされており、非常に幻想的です。池の水面に映る「逆さ景色」はとてもきれいで心洗われます。

この写真は清羽亭横の木々の「雪吊り」などの形式が池の水面にきれいに映し出された様子です。

紅葉越しに見た清羽亭です。

ライトアップされた花のオブジェです。この時は奥の建物内で琴の演奏をされてました。なかなか良い雰囲気でしたよ。

「出会橋」もライトアップされ池の水面にきれいに映されておりました。

「中の池」の写真です。きれいに池の水面に「逆さ景色」が映し出されております。

訪問時のイベント

私が訪問した2020年11月22日(日)には2つのイベントが開催されておりました。

「桑名の千羽鶴」の「よみがえる連鶴」と「華と灯りの路地飾り」です。その二つと竹のモニュメントも合わせてご紹介させて頂きます。

よみがえる連鶴

「よみがえる連鶴」は1797に刊行された日本最古の折り紙の本「秘伝千羽鶴折形」の作者で三重県桑名市の長圓寺住職「義道」が考案した折り紙の折り方を元に作成された折り鶴の展示イベントで、1枚の紙に切り込みを入れるだけで数羽のつながった連鶴が数多く展示されておりました。この折り方は桑名市の無形文化財に指定され「桑名の千羽鶴」と名付けられております。

実際見てみると、非常に複雑な連鶴が多数あり、どうやって折ってあるか全く分からず、不思議な感じがしました。簡単に写真でご紹介しましょう。

清羽亭の裏が入口となっておりました。

様々な「連鶴」の紹介がされておりました。

珍しい折鶴がいっぱいありましたが、こんな手の込んだ折鶴もありました。これ1枚の紙から作っているらしいです。どうやって作るんでしょうね・・・。すごいです。

奥の茶室にも折鶴が飾られておりました。

「よみがえる連鶴」のイベントは2020年11月21日(土)、22日(日)、23日(月・祝)の3日間のみのイベントです。開催時間は9:30から16:30です。

華と灯りの路地飾り

「華と灯りの路地飾り」は、池の水面に花と灯りで路地を表現した飾りで、きれいに池の水面が彩られておりました。写真でご紹介しましょう。

こんな感じで水面が彩られておりました。

夜間ライトアップ時は、さらにきれいさが増します。水面に映る「逆さ景色」と共に非常に幻想的な世界を創り出しておりました。

灯りに照らされる無数の花たち。

「華と灯りの路地飾り」のイベント開催期間は次の通りです。

11月20日(金)〜11月29日(日) ※11月24日(火)は休園日
※金・土・日・祝日以外は、17:00で閉園

竹林に表現された「〇△▢」

白鳥庭園内には竹林もあります。その竹林でオブジェが飾られておりました。禅の極意を表した江戸時代の禅僧「仙厓義梵(せんがいぎぼん)」が描いた「○△▢」を、綾小路聖山さんが独自解釈で表現されたオブジェだそうです。2020年新型コロナウィルスの影響で大きく日常は変化しましたが、「不安という世の中(▢)であっても、心を鎮め穏やかに(△)、平和に大乗的に(〇)過ごしていけるように」という綾小路聖山さんの願いが込められております。

オブジェも幻想的ですが、やはり竹林は落ち着きますね。

営業時間・入場料・地図・アクセス・駐車場・連絡先

正門

ライトアップは午後5時頃から始まりますが、上の写真は午後6時頃の正門付近の様子です。50人位は並んでました。自分は午後4時頃入園しましたが、その時は並んでませんでした。駐車場のこともありますので、午後5時前の入園をおすすめします。

【営業時間】

午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)

※ライトアップ期間中は午前9時~午後9時(入園は午後8時30分まで)、午後5時以降は正門からのみの入出園となります。

休園日:毎週月曜日(但し月曜日が祝休日の場合、翌平日)と年末年始(12月29日~1月3日)

【入場料】

大人300円(中学生以下無料)
・名古屋市内在住65歳以上(要・敬老手帳等)100円

【地図】

【アクセス】

◆電車でお越しの方

地下鉄名城線『神宮西』駅下車。4番出口より徒歩約10分。白鳥橋を渡ってすぐを右折

◆車(高速)でお越しの方

・伊勢湾岸自動車道からのアクセス

伊勢湾岸自動車道「東海JCT」→名古屋高速→「六番南IC」で降りて国道1号線を右折、「白鳥橋」信号を左折し、すぐ右折で白鳥庭園駐車場

・小牧、一宮方面からのアクセス

名神高速道路「一宮IC」→名古屋高速→「六番北IC」で降りて国道一号線を左折、「白鳥橋」信号を左折し、すぐ右折で白鳥庭園駐車場

【駐車場】

普通自動車1回300円
正門:40台/北側提携コインパーキング「タイムズ白鳥公園」:30台
※提携コインパーキングの庭園北側にある「タイムズ白鳥公園」へ停められた場合は、駐車料金の減額されます。正門・北門 受付へ駐車券を忘れずに持って行ってください。また、紅葉、ライトアップシーズンはかなり混み合いますので日没前早めの来園をおすすめします。

【連絡先】

白鳥庭園管理事務所/電話: 052-681-8928

白鳥庭園公式ホームページは こちら

まとめ

2020年は新型コロナウィルスの影響で、紅葉のライトアップも結構中止となっている中、白鳥庭園は紅葉ライトアップを行っておりました。行ってみると結構見ごたえがあり、特に池の水面に映る様々な「逆さ景色」がとても印象的でした。入園料も安くお得な観光スポットでした。

紅葉ライトアップを検討されている方は、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。おすすめです!

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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