「これはコロナの初期症状!?」相談先への電話、病院の受診、PCR検査など実体験をお伝えしよう

生活

ある日突然、急に襲った首の痛み(筋肉痛)、のどの痛み、息苦しさなどから、「これはコロナの初期症状!?」と思った時あなたはどうしますか?「自分にはそんなことは起こらないだろう」と思っていると、そんな日は突然やってきたりします。
私もそんなことは起こらないだろうと思ってましたが、ある日突然そんな日がやってきました。私は結局「陰性」でしたが、その判定に至るまでの実体験をお伝えしようと思います。
何かしらの参考になれば幸いです。

「コロナかも!?」症状発症後相談先へ電話してみた

単身赴任で広島で一人暮らしをしていた2021年8月のある日の夜、急に首の後ろに激しい痛みが走り、その後のどがかなり痛くなり、胸も少し息苦しくなった為、「これはもしかしてコロナか!?」と思い熱を測ってみたが36.5度。とりあえず葛根湯(漢方薬)を飲んだら、若干痛み等は治まった為その日は不安な思いを抱えたまま寝た。

翌日、起きてみるとまだのどが痛いし、胸も少し息苦しい。熱は36.9度と37度以下だったが、コロナの症状に「のどの痛み」があるので、不安になり相談先を調べたところ、自分の今住んでいる広島県に「積極ガードダイヤル」というところに電話すると相談が出来るとのことだったので電話をかけてみた。そこは24時間受付できるらしい。

広島県のホームページより引用

かけてみると「混みあっております。しばらくたってからおかけ直しください」のガイダンス。5回位かけ直したが同じ・・・。とりあえずコロナの可能性がぬぐえないので、先に会社に今日は休んで医者に行く旨連絡した。

再度「積極ガードダイヤル」に電話してみると「しばらくお待ちください。」にガイダンスが変わったので待ってみた。しかし、ガイダンスが延々と流れなかなか繋がらない・・・。待つこと22分!やっとつながった・・・。朝は自分と同じように不安になって電話する人が多いのだろう。

昨日からの自分の症状を伝えたところ、念のため医療機関を受診したほうが良いとのことで、自宅の近所でPCR検査もやってくれる病院の電話番号を案内してくれた。

案内された病院でPCR検査を受けた

指示された通り病院に電話をして、症状を伝えたところ、判断出来ないのでPCR検査を受けるよう指示された。予約は30分ごとで取れるとのことで、最速の朝9:30で予約し、すぐ病院に向かった。

事前に「病院に着いたら入口横のインターホンで名前を言ってください」と言われていたので、病院に着き入口横のインターホンで名前を言ったら「しばらくそこで待ってください」と言われ待つこと5分弱。病院と別の建屋のほうから「こちらに来て中に入ってください」と看護師さんが手を振っていたのでそちらに向かい、中に入った。隔離診察室だった。

そこは透明のガラスかアクリル板で仕切られた部屋だった。先ほど手招きしていた看護師さんが透明の仕切りの向こうに現れ、インターホン越しにしゃべりかけてきた。名前を聞かれ答え、30分以内になにも飲んでいないか確認された為飲んでいないと答えた。

今回受けるPCR検査は唾液を一定量採取する方法なので、30分以内に何か飲んだりすると問題があるようだ。看護師さんが壁越しに往復する箱(上記写真参照)に検査キットを入れて押し、自分側に出てきたのでふたを開けて検査キットを取り出した。

看護師さんから、試験管の様な容器にある線のところまで唾液を入れ、ふたをして袋に入れ、また往復する箱に入れるように指示されたので、指示通りに行った。唾液の必要量はそんなに多くないが、いざ出そうと思うとなかなか出ず、絞り出す感じで少し苦労した。

その後、今度はインターホン越しに看護師さんではなく、お医者さんが話かけてきた。症状を聞かれ答えたが、熱が無かった為か「あまりコロナっぽくないなぁ」とつぶやいていた。「とりあえず痛みがあるなら痛み止めを出しとく?」と聞かれたので「はい」と答え、処方してもらった。

「結果は明日の朝9~10時の間に、陰性でも陽性でも電話します。結果が出るまでは外出は控えるように」と言われ、会計を済ませ病院を後にした。金額は、初診料、痛み止め(カロナール)なども含め総額2,340円だった。思ったほど高くなかった。

また、部屋に入ってから出るまでかかった時間は30分弱だった。

PCR検査の結果は・・・「陰性」

検査後は、のどの痛みや息苦しさが少し落ち着いたので、在宅で仕事をすることにした。その日は夕方まで仕事をしたが、少し疲れたので早めに寝た。終日熱は37度を超えることはなかった。寝る前は明日の結果がどうなるのか不安もあったが、体調がほぼ回復していたので恐らく大丈夫だろうと勝手に思い寝た。

翌日朝起きてみると、特にのどの痛み、息苦しさはなく、いつもの体調に近い状態だった。熱も36.5度と平熱。「これで陽性はないだろう」と思っていたが、やはり心の奥では少し不安だった。

病院からの連絡は、混みあっていると午前中位までかかる可能性もあると言われていたので、遅いだろうなと思って油断していたら、朝9時過ぎに見知らぬ番号から電話がかかってきた。慌てて出てみるとやはり昨日受診した病院からだった。

超ドキドキしながら聞いていたが、果たして結果は・・・。

「陰性でしたよ」とあっさり言われすぐに電話は終了した。「よかった、本当によかった・・・」と心から思えた。もし、陽性だったら自分だけでなく、色々な人にも迷惑をかけてしまうのでそれは避けたかったので、本当にホッとした。

早速妻と会社に連絡して一連のコロナ騒動は終了した。その日は在宅勤務とし、無理せずに事務仕事をこなした。もうこんな思いはしたくない。マスク、うがい、手洗い、3密を避ける、は今後も徹底していこう、と心に誓ったのであった・・・。

それでは原因は一体何だったのか。心当たりがひとつ、それは・・・

今回のコロナ騒動、コロナではなかったのは良かったが、それじゃあ一体原因は何だったのか。思い当たる節が一つだけあった。それは恐らく、その日の夕食で食べた「カルボナーラ スパゲッティ」のアレルギー反応ではないかと思われる。

普段、カルボナーラは食べないが、間違えてカルボナーラの元を買ってしまい、それを食べた2時間後位に症状が出た為だ。以前、CTの造影剤でのアナフィラキシーで死にそうになったことがあったので、今回食べたカルボナーラの元に入っていた「何か」が原因でアレルギー反応を引き起こした可能性が高い。結局「何か」は分からなかった。

残り1食分カルボナーラの元が残っていたが、早速捨てた。もうこのメーカーのこの商品は2度と買うことはない。コロナ禍で私と同じように、熱はなく、筋肉痛やのどの痛み、息苦しさが出た場合は、一度食べ物を疑ってみよう。とはいえ不安だと思うのでPCR検査は受けることをお勧めする。

まとめ

急に襲った首の痛み(筋肉痛)や、のどの痛み、息苦しさなどから、熱はないが「コロナかもしれない」と思い、相談先に電話し、案内された病院を受診しPCR検査を行い「陰性」の判定を受けた「実体験」をお伝え致しました。

もし、ご自分にコロナの様な症状が現れた場合の参考にしていただければ幸いです。

2021年8月現在、まだコロナの「デルタ株」が猛威を振るってますが、一日も早くコロナから解放され、また「いつもの日常」に戻れることを願うばかりです。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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