ニトリの珪藻土のバスマットは、お風呂上りの足の裏などの水分を素早く吸収してくれて、とても重宝しておりました。そんな中、テレビやWebで有害物質のアスベストが混入している製品があるため、自主回収する旨の報道が流れました。自分の製品は該当するのかどうなのか調べるのも面倒なので、直接店に持ち込んで調べてもらいました。すると該当していた為、返品・返金・交換してもらいました。その対応の状況を報告させて頂きます。まだ対応されていない方の参考になればと思います。
ニトリの回収対象の見分け方
私は、調べるのがめんどくさかった為、調べずに直接店に持ち込みましたが、ニトリの回収対象となる珪藻土製品の見分け方は公式ページで確認出来ます。
回収対象となる珪藻土製品の見分け方はこちらのページを参照ください。
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回収対象となる珪藻土製品の見分け方
ニトリの珪藻土バスマットを店に持ち込んでみた
2020年12月31日、雪の降る大晦日にわざわざ行かなくても、と思われると思いますが、年内に解決できればいいな、と思い自宅で使用していたニトリで購入した珪藻土バスマットをニトリの店に持ち込むことにしました。
汚れていたので少しだけ拭いてから(笑)、写真の様に大きめの袋に入れてニトリに持ち込んでみました。
店自体は休業日、しかし自主回収は行っていた
すると、なんと店自体は休みでした・・・。しかし、珪藻土製品の自主回収相談は受け付けておりましたので、持ち込んでみました。徒労に終わらず良かったです・・・。
逆に、通常営業していたら、通常のお客様と自主回収のお客様でクシャクシャになっていた気がするので、ある意味適切な判断だったのではないかと思います。
回収対象製品の確認と返品・返金・交換可能かの確認
まず、自主回収相談窓口に向かうと、店員が出てきて「この度は申し訳ございませんでした」と丁寧にあいさつをされ「まず該当しているかどうか確認するためしばらくお待ちください」と言われました。
しばらく待つと先ほどの店員がやってきて、「お客様の商品は該当しておりますので返金させていただきたいと思いますがよろしいでしょうか」と問われました。私は、珪藻土バスマットが気に入っていた為、「交換は可能ですか」と店員に聞いたところ、「一旦返金をした後に交換させていただく事は可能です」との回答を得ました。アスベストの問題ない新品に交換してもらえるので「ラッキー!」と思い、交換してもらうことにしました。
返金方法と交換品引き取りと差額の返金
最初にまず返金手続きを行いました。前回の購入代金を調べてもらい、1,590円であることが確認出来ました。その金額を返金するために指定の書類に金額と名前を記入し、一旦その金額を受け取りました。受け取ったと言ってもカウンターの上に、まだそのお金が置いてある状態です。
そして問題のない代替品を持ってきて頂きましたが、その製品の代金は前回購入時より安い1,290円でした。よって返金してもらった1,590円から1,290円を引いた300円をお釣りとして頂きました。
新品に交換していただき、さらに300円も頂いた形となり非常にラッキーでした!
店員の対応に関しては非常に丁寧で好感の持てるものでした。ありがとうございました・・・。
対象商品でないのに返金を要求する客がいた・・・
私がニトリを訪問した際、こんな無理なお願いをしていたお客さんがいました。
そのお客さんが持ち込んだ珪藻土バスマットを店員が確認したところ、該当していなかった様で、「該当していないので安心してお使いください」と笑顔で説明していましたが、「これを使い続けるのは気持ち悪いので使いたくないので返金してください!」と大変理不尽なお願いをその客はしてました!
普通の人は該当してなければ安心して使えると思って持ち帰ると思いますが、このお客さんは返品・返金を要求しました。理不尽な人ですよね・・・。
しかし、なんと店員は素直にその返金要求に応じていました!
「え、対象商品じゃないのに?」
ニトリのその店員はそんな理不尽な客に対しても真摯に対応していたので「偉いなぁ・・・」、と大変感心しました。
しかし個人的にはこのお客さんの対応はダメだと思います。皆さんはこんな理不尽な対応をしないようにしましょうね!
がんばれニトリ!苦難を乗り越えて!
ニトリの今回の問題はニトリにとって大変痛い内容で、自主回収の対応で何億、何十億と言う損失が発生すると思います。確かに今回のニトリのアスベスト混入の問題は、その検査体制を問われ企業としての大問題として取り上げられてはいますが、起こってしまった問題は遡れないので仕方ありません。それよりその後の対応が今後の会社の命運を左右しますので、そこでどの様な対応をしたかが非常に重要になってきます。
かつてガス器具会社の不正隠しが問題になり、会社存続の危機に面したこともありましたよね。問題が起きた後の対応で世間の見る目が全然変わるケースは、皆さんも良く目にしてきて分かっていると思います。
そして今回のケースですが、この忙しい年末にもかかわらず自主回収の対応をされているニトリの店員の皆さんは、色々なお客様に対して本当に真摯に対応されていたので、とても好印象でした。前述の様な理不尽な客に対しても真摯に対応されている姿を見ると応援せざるを得ません。私も営業なのでその痛みはよく分かります・・・。
今回の様に真摯な対応をされているニトリは是非頑張って頂き、この苦難を乗り越えてほしいと思います。
一般のユーザも弱みに付け込んで変にごねることなく、素直な対応をしなければいけないと思います。
まとめ
2020年、新型コロナに苦しまされた1年でしたが、大晦日にも関わらず、ニトリの店員さんの頑張りを目にし、勇気をもらいました。
まだまだ大変なことは続くと思いますが、是非この苦難を乗り越え、より良い商品を提供できる、さらに素晴らしい企業に成長していって頂きたいと切に願ます。がんばれニトリ!
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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