ビートルズのラスト・オリジナルアルバム「LET IT BE」(レット・イット・ビー)の発売50周年を記念した「THE BEATLES LET IT BE 50周年記念 オフィシャル腕時計」が、7月29日(水)より、販売開始となりました。限定1970個です。(「LET IT BE」のアルバム発売年にちなんでます)
ビートルズファンの私としては何とか手に入れようと予約しました。そして2~3ケ月経った忘れた頃に届きましたのでご紹介したいと思います。なかなか凝った作りになっており、良いですよ~。
腕時計の梱包、同梱物を紹介
段ボールを開梱すると透明のエアバックに包まれた白い箱が出てきます。
その白い箱を開けると・・・、あの「LET IT BE」のアルバム・ジャケットが印刷された箱が現れます。ここで、まずテンション上がります!
「LET IT BE」の箱をスライドさせると、「LET IT BE」のレコードが!、ではなくレコードが印刷された紙が現れます。こだわってますねぇ・・・。
箱の中身をすべて取り出した状態です。腕時計以外では、説明書や品質保証書などが入っております。
先ほどの「LET IT BE」レコードが印刷された紙の表裏はこんな感じです。4人のサインとオフィシャルの証明書などが記載されております。
それでは、主役の腕時計を見てみましょう。
時計を細かくチェックしてみましょう!
腕時計の表面のガラスには保護シートが貼られております。最初にこれをはがします。
私は最初、保護シートが貼ってあることに気づかず、ガラス表面に傷がついていると思い、「返品しないと!」と焦りましたが、それは保護シートの気泡でした(笑)間抜けですねぇ~、自分!
それでは、時計盤面の説明に入ります。
まず、時間表示の部分は「LET IT BE」の曲名が「1時=1曲目」と、順番に12曲目の「Get Back」まで表記されております。12曲ピッタリのアルバムでよかったですよね・・・。
そして中央の黒い同心円状の溝たちが「レコード」を表し、秒針がレコードプレーヤーのトーンアーム部分を表現しております。レコードをかけている状態を再現しているんですね。渋いねぇ・・・。
そのレコードを模した部分の中央は、リンゴの形状にくり抜いてあり、その奥に時計のメカがシースルーで見えます。凝ってます・・・。
その「レコード」の外側にはピアノの鍵盤が並んでおります。これは「ポールのピアノ」という設定らしいです。
そして12時の目盛りは「リンゴのドラムのフレーム」、3時の目盛りは「ジョンのフェンダー・ベースⅥのピックアップ」、9時の目盛りは「ジョージのフェンダーのオールド・ローズウッド・テレキャスターのコントロールパネル部分」を表現しております。
「3時」と「9時」のモチーフは後ほど少し詳しくお話致します。
そして最後、「6時」の目盛りの「Let It Be」にはダイヤが埋め込まれてます。永遠に輝くアルバム「LET IT BE」をうまく表現しております。さすがです!
腕時計の裏側は「LET IT BE」のアルバムジャケットがモノクロで印刷されております。その奥は時計のメカがシースルーで見えます。カッコいいです!
裏側のベゼル全周に色々文字が彫刻されております。
なんと言っても、上部に彫刻されておりますシリアルナンバーが良いですね。私の時計は「740/1970」とありますので、限定1970個のうちの740個目、ということになります。まだ半分以上残ってますね。欲しい人はお早目に・・・。
横から見た写真です。自動巻きなので少し分厚い感じです。約12mm位の厚さです。ちなみに、ベルトはポールの動物愛護へのこだわりにより人工皮革が使用されてます。本革の方が高級感はありますが、ある意味仕方ないですね・・・。
バックルの部分にも「THE BEATLES」の刻印があります。細かいこだわりが見えますね。
「3時」と「9時」の目盛り部分のモチーフの詳細
この時計の3時」と「9時」の目盛り部分のモチーフはジョンのベースのピックアップ、ジョージのギターのコントロール部分でしたが、もう少し詳しくお伝えしたいと思います。
この時計の「3時」の部分の目盛りは、ジョンが使っていた「フェンダー・ベースVI 」のピックアップをモチーフにしています。(ちなみにジョージもこのベースを使ってます)
映画「レット・イット・ビー」では、ポールがピアノを弾いて歌っている場面でジョンがあぐらをかいてこのフェンダー・ベースVIを演奏しています。
このフェンダー・ベースVIは1弦から6弦までギターと同じチューニングで、弦がギターより太く、ギターの1オクターブ低い音が出るベースの様な、ギターの様な変わった楽器です。トレモロアームも付いてますしね。
3弦から6弦までが普通のベースと同じ高さのチューニングになっているので、ギタリストにはなじみのあるポジションで弾けます。ポールがピアノを弾いたりする時、ベースが不在となるのでジョンやジョージがこのベースを弾いていた様です。
※「Squire」というブランドはフェンダー社のブランドのひとつで低価格帯の楽器を扱っております。
そして、「9時」の部分の目盛りは、ジョージが使っていたフェンダーの「オール・ローズウッド・テレキャスター」のコントロール部分をモチーフにしております。
映画『LET IT BE』の1969年1月30日のアップル・ビル屋上でのライヴ・シーンで、このギターを抱えたジョージが「ゲット・バック」「ワン・アフター・909」を演奏しております。そしてその翌日に撮影された「レット・イット・ビー」「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」の演奏シーンでも使用されました。渋いギターですよね。
※このビンテージギターは希少価値なのでほぼ売り切れ状態だと思います。
ビートルズのギターと言えばリッケンバッカー、ベースと言えばヘフナーのバイオリンベースですが、「LET IT BE」のアルバムへのこだわりで上記の様なモチーフにされた様ですね。こだわってますよね・・・。
この時計の良かった点
この時計の良かった点を簡単にまとめてみましょう。
- 文字盤のこだわり①→時間表示部が「LET IT BE」のアルバムの曲名が曲順に並んでいる
- 文字盤のこだわり②→時間表示の目盛り部などにメンバーの楽器モチーフがある。ダイヤもあり
- 文字盤のこだわり③→レコードとレコードプレイヤーを表現している
- 裏面の「LET IT BE」ジャケットの印刷
- 表と裏にシースルーでメカが見える
- 1970個限定品でシリアルナンバーが彫刻されている
- ケースにも「LET IT BE」のアルバムジャケットが印刷されていて豪華
ビートルズファンが納得するこだわりの内容になっておりますので、コレクションとしては非常に良くできていると思います。大切にしたい一品です。
この時計の残念な点
この時計の残念な点はほぼありませんが、強いて言えば「自動巻き」で2日ほど時計を付けていないと止まってしまう点です。手巻きも出来ますので手巻きで巻き続ければ止まりませんが、普段、ソーラー電池で動く時計を使っている私にとっては「めんどくさい」です。
但し、この時計はコレクションの意味合いが強いので、普段いつも付けるつもりはないので特に気にする必要はないかもしれません。このメカ式のおかげでシースルーを実現出来ていることもありますので。
仕様等
この商品の商品情報、商品仕様は次の通りです。
【商品情報】
■商品名 :THE BEATLES LET IT BE 50周年記念 オフィシャル腕時計
■価格 :49,800円(税別)→私は54,780円(税込)+発送手数料770円 計55,550円でした。
■限定数 :1970個
■発売日 :2020年7月29日(水)
■発売元 :インペリアル・エンタープライズ株式会社 PREMICO(プレミコ)
【商品仕様】
■材質 :ケース=ステンレス、ダイヤモンド1石、バンド=人工皮革、風防=ミネラルガラス
■ケースサイズ(約):直径37×厚さ11.8mm
■手首回り(約):14.5~19cm
■ムーブメント :自動巻き(手巻きも可能)
■精度:日差 -20~+40秒
■駆動時間:最大巻き上げ時で約41時間
■防水性能:3気圧防水
■保証:1年間品質保証
■生産国 :日本
まとめ
ビートルズのラスト・オリジナルアルバム「LET IT BE」(レット・イット・ビー)の発売50周年を記念した「THE BEATLES LET IT BE 50周年記念 オフィシャル腕時計」をご紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか。購入金額は55,550円と決して安くはありませんが、ビートルズファンの私にとっては良い買い物だったと思っております。
限定1970個なので残りは少ないと思います。欲しい方はお早めにお求めください。
発売元インペリアル・エンタープライズ株式会社の公式ページは
こちら↓↓↓↓
PREMICOホームページ
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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